世知辛い昨今ホントにタナボタはあるのか?プチタナボタ、反タナボタ、非タナボタ、タナボタイズム、タナボタライフを考察
20250227
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20090123
親父の気配
親父が逝って2年半ほどになる。生きていれば明日で81歳だ。味噌味のとんちゃんが好きで、甘辛い鰻丼が好きで、ドジョウ汁をこよなく愛した。
でも料理にはうるさくなくて、お袋の作るものを文句も言わずに何でも食べた。ボクとは大違い。何でこんな息子が出来たのだろう?死ぬ前日まで畑に行って、死ぬ当日まで金魚の水槽を洗って…。当たり前の生活のまま逝ってしまった。誰も住んでいない実家に一日おきに風を入れに行く。座敷のふすまを開けると、親父の匂いと言うか気配がまだ残っているような…。そんな感覚に時々おそわれる。お袋も入院しているので、親父のものが処分しないで置いてある。きっとこの家が朽ちるまで、親父の匂いや使っていたものなんかも残っていくんだろう。そして、残った者は自分の都合のいい記憶だけをふるいわけていくのだ。
でも料理にはうるさくなくて、お袋の作るものを文句も言わずに何でも食べた。ボクとは大違い。何でこんな息子が出来たのだろう?死ぬ前日まで畑に行って、死ぬ当日まで金魚の水槽を洗って…。当たり前の生活のまま逝ってしまった。誰も住んでいない実家に一日おきに風を入れに行く。座敷のふすまを開けると、親父の匂いと言うか気配がまだ残っているような…。そんな感覚に時々おそわれる。お袋も入院しているので、親父のものが処分しないで置いてある。きっとこの家が朽ちるまで、親父の匂いや使っていたものなんかも残っていくんだろう。そして、残った者は自分の都合のいい記憶だけをふるいわけていくのだ。
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