毎年、大晦日には近くの神社へ甘酒接待の奉仕に行っている。正月午前１時過ぎに甘酒が無くなり、後かたずけをして祈祷を受ける。その後、同じ商店組合のうどん屋に行き年越し蕎麦を食べて解散。家に戻ってくると午前３時をまわる。だからここ何年も初日の出と言うものを見る機会が無かった。大抵は昼過ぎまで寝ているからだ。でも今年は歳をとったせいか、５時半ごろ目覚めた。テレビを見ていたら全国のお天気情報をリレー形式でやっている。何処も元旦は天気が悪い。そんな中で太平洋側の大阪から東京までの一部が初日の出を見れるらしいことが分った。寒いので着替えて出かけるまではしてないが、ウチの３階のベランダから実に神々しい太陽が拝めた。自然の圧倒的な美しさに何事も太刀打ちできない。素直に手を合わせてしまうから不思議だ。今年も良い年でありますように・・・と。

不況風が吹き荒れる中、みんな頑張って良くやってくれました。過ぎてしまえば１年なんて早いもので、特別に悪いことが無い限り、忘れ去っていくものだなあと感じている大晦日です。毎年同じペースで仕事をこなしていくことは難しくなっているけれど、健康と調和を大事にして来年に臨むつもりです。今年一年ありがとうございました。

毎年、クリスマスの日の午後からは暇になる。今年も例外なく暇であった。皆さん家路を急がれるのか、宴会に急がれるのか・・・？今年は夕方からの店内ミュージックをレノンのハッピー・クリスマスにした。これは、副題がWar is oyer という。・・・反戦歌なのだ。レノンはイギリスからアメリカへ移り住んでから、その若者への影響力が大きかったためアメリカ政府から目を付けられていたらしい。と言うかアメリカの軍事政策に音楽と言う武器で批判していたため殺されたと言う説がある。アメリカが世界のボスとしての地位を保てるのは、その軍需産業のおかげである。「湯水のように税金を使うのは、おかしいんちゃう？」と言ったか云わずか。いずれにせよ、ちょっとした言葉でレノン信者は動いてしまう。リバプールの悪ガキが本当は他人のことなんてどうでもよかったに違いない。
以前殺されるちょっと前のインタビューをテレビで見たことがある。「俺は普通の人間だぜ！」って。クリスマスの夜にはお祈りをしたのだろうか？レノン様。

象徴になってから２代目の天皇様は息子の嫁のことで大変そうだ。我々庶民と同じ悩みと言うのがちょっと笑える。いつまでたっても１２月が忙しくならないと思っていたらトヨタが赤字だと。小牧はトヨタ関連の会社が多いので先々がかなり不安。みんな生活を切り詰めるだろうなぁ。と言って、新たな年を迎えるに当たってショボンとしていても始まらんし、元気を出すしかないのです。天皇様も我々も、お釈迦様もキリストさんも、八百万の神々様も、みんなで笑えば恐くない。

１２月８日はジョン・レノンの命日であった。毎年、この日はＢＧＭがジョン・レノンオンリーになる。が今年は定休日に当たってしまった。私のつたない一人イマジンでご冥福をお祈りした。ご利益があったのか？この日の夕方、ＦＭ愛知でウチの店が紹介された。１８：００から始まった新番組で冒頭の３分間。うちのスタッフのところへお店紹介の電話が入ったのだ。・・・とネタをばらすと、ウチの嫁のお客さんの紹介で、ＦＭ愛知にコネが効いたのだ。勿論原稿も出来上がっていて、「この内容で喋ります」とあらかじめＦＡＸも送ってある。割引特典など言いたい内容はほぼ全部云えたので緊張して応対したスタッフをねぎらってあげた。よーやった！ラジオの力は凄いもので、その日のうちにボクの携帯に３件放送を聴いたと電話があった。これは１０日（水曜）からの営業が楽しみだと思い・・・、フタを開けたらなんてことは無い。いつもの営業なのであった。レノン様、まだ信心が足らないのでしょうか？