一昨年に金沢の県美術館か２１世紀美術館だったかに藤田嗣治の作品を見に行ったことがある。白っぽく描かれた裸婦とか吊り目の女の子の絵とか、それぐらいのことしか知らなかったけど・・・。その時の作品は今までで一番多く藤田の作品を集めた展示会だったらしく大変な盛況ぶりだった。こんなにも人気がある絵描きさんだと言うこともその時知った。２月７日発売のサライに藤田が特集で載っている。あらためてその天才ぶりがわかった。でもボクが一番衝撃を受けた「アッツ島玉砕」は載っていない。勿論紙面ではその圧倒的な迫力と悲惨さ、黒く漂う虚無感は感じられないかもしれない。でも、もう一度見たかったな。