世知辛い昨今ホントにタナボタはあるのか?プチタナボタ、反タナボタ、非タナボタ、タナボタイズム、タナボタライフを考察
20250301
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20080817
命を思ふ
2~3年前に金沢近代美術館で藤田嗣治の「アッツ島玉砕」なる絵を見た。自らの血と涙で描いたかのような藤田渾身の作であることは、その絵の前に立つと理解できる。ソレを見ただけで60兆の細胞が開くような感覚に襲われるのはボクだけか?終戦記念日にNHKで「レイテ決戦・生存者が語る地獄絵」を見た。「死ね!」と躊躇なく命令する人を多く作り出した日本軍部の狂気はどこからきたのか?それにしても、最近のテレビは人間の死体を平気で映し出すようになりましたなあ。今回は過去の映像であるにしても、レイテの島民は子供も女の人も放映されていたし。死体で。ちょっと前には長崎の原爆犠牲者が放映されていたし。死体で。実際の映像でなきゃ悲惨さは伝わらんという事なのか?視聴者の好奇心を満たすためなのか?ボクが感じるのは、そういった映像を見せられても藤田の絵のような魂をゆすぶる感覚にはならないと言うこと。記録映像であって、太古から争いを繰り返す人間のDNAに潜む記憶にはかなわないと言うこと。愚かな人により犠牲になった多くの人たちに合掌!
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