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世知辛い昨今ホントにタナボタはあるのか?プチタナボタ、反タナボタ、非タナボタ、タナボタイズム、タナボタライフを考察
20241126 [PR]
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うちの実家、親父は神道を継いでいたのだが
べつに神様を信じていたわけでもなかった。

ただ自分の葬式の時は神道で、お経の代わりに
祝詞をあげてもらうっていうだけのことだったと思う。

神道っていう言葉が出来上がる前は
得体のしれない何かへの怖れだったり
けがれ=死を祓い清める儀式だったんじゃないのか?
けっして商売繁盛とか安産祈願ましてや合格祈願なんてものは
倭人が堕落し始めた江戸時代ぐらいからじゃないの。
鎌倉時代に戦勝祈願ってものがあったとしてもインドか東南アジアの神様への
お願いであって、日本の神様は聞いてくれんよ。

神道の古い祝詞に大祓と云うのがあるけど
前半は罪の出現。後半は罪の消失を語っている。
天孫降臨があって日本の国は平和になったけれど
まだ天つ罪と国つ罪がある。天つ罪はスサノオが犯した罪で
稲作農業を妨害する罪、国つ罪とはそれ以前に日本にあった罪。らしい。
そして中臣(藤原氏)が祝詞を唱えると天つ神と国つ神がその罪を
消失させてくれるという。ー梅原猛せんせいー

だから日本の神様は人々のお願いは聞かないのである。
せいぜい祖父さん祖母さんが化けで出てこないよう
鎮魂するのみである。




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