世知辛い昨今ホントにタナボタはあるのか?プチタナボタ、反タナボタ、非タナボタ、タナボタイズム、タナボタライフを考察
20250309
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20061006
分らなくても感動
英語の曲なんか意味などまったく分らないのにやたらと「アレ、いいね!」って云ってる自分がいる。皆もそうだろうか?中学の時ビートルズの「ヘルプ!」を聴いてガーンとした。音楽での衝撃は「ヘルプ!」が最初だったように思う。フォークルの「帰ってきたヨッパライ」もウホォッ!っと思ったけどアレは日本語の意味を理解した頭からのものだったしね。洋楽はビートルズ以前にも聞こえていた。兄の影響でジョーン・バエズとかPPMとか。小学校の時にはテレビでモンキーズもやっていたし…。だけどガーンとしたのはビートルズ。でもその時、曲が流れてくるのと同時に英語の意味がすべて理解できていたら…。衝撃はあったろうか?イーグルスの「ホテル・カリホルニア」もクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」もローリングストーズの「ジャンピンジャックフラッシュ」もマハラティーニ・マハトラクイーンズの「メロディア」もみんな意味が分らず衝撃を受けた。そういう意味ではサザンの「勝手にシンドバット」やラブサイケデリコの「ラストスマイル」も何云ってんだかって思った。でもハマッた。そーなのね。感動は頭でするもんじゃないのです。
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20061004
親父の世間話
店の暇な時間に買出しをして実家に行くと、近所の年寄り連中がお袋を囲んで、亡くなるチョット前の親父の話をしている。毎日、誰か彼か来ているらしい。親父は死ぬ1ヶ月くらい前から、ただ歩いているだけで転んでいたらしい。ゴミ出ししてはコケ、畑に行ってはコケ。その度に近所の誰か彼かに目撃されていた。ボクは知らない。後ろ耳で、はじめて聞く話だ。さすがに自転車でコケた時には近所の人が店まで電話してきてくれたが…。「ああ、ええよ。大丈夫だで。」が口癖の親父は「もう長にゃーかも知れんなー。」と死ぬ1週間前にもらしたそうだ。シーズー犬のモモを散歩につれてる途中にコケた時だ。嗚呼!その日は親父と墓掃除に行った日だった。朝、実家に迎えに行っても犬の散歩から、なかなか帰ってこなかった時だ!墓掃除を終えて帰る下りの坂道をボクの肩につかまらないと降りれなかった日だ!親が生きていることに安心していた身内には見逃してしまった兆候だった。死神の手は親父の足首をしっかり摑んでいたのだ!
20060928
ボクの右手
韓国女優ぺ・ドゥナ主演の日本映画「リンダ・リンダ・リンダ」をWOWOWで観た。女子高生が文化祭でブルーハーツの曲を演奏する。というだけのストーリなのだが、主役のペ・ドゥナが留学生という設定で、ある事情でボーカルの居なくなった女子高生バンドのボーカルに抜擢される。日本語がたどたどしい。面白い。歌も上手くない。面白い。ブルーハーツの曲は歌の上手いやつが歌っても味が出ない。良い設定である。その中で歌う「リンダ・リンダ」はブルーハーツの曲の中では一番売れたやつで、コレは勢いがあれば歌える。が、「僕の右手」は甲本ヒロトの親友の実話でライブで歌う時は泣きながら歌うやつだ。歌詞の一言一言を噛み砕くように歌わないと薄っぺらな「何じゃソレ?」になってしまう。ペ・ドゥナは?いいじゃん。たどたどしく一言一言をそれなりに下手くそに歌っているじゃん。民族を超え、性別を超え、血のつながりを超えた良い出来なのである。ボクはペ・ドゥナのファンになりました。
20060923
1975 つま恋
8月2日、ボク等は静岡県掛川の大きな窪みの土手の上に居た。高校の時の友達数人で名鉄と国鉄を使って掛川駅に着いた。当時、5万人もの人間を会場まで運びきれる公共交通機関なんてものはなく、ボク等はひたすら歩いた。2日の夕方から3日の明け方まで演っていたから出演したフォークシンガーもかなりいた筈なんだけど殆んど覚えていない。でも目的は拓郎じゃなかったよなー。最後に再び出てきて「人間なんて」を延々やって、良いとこ一人取りと言うか、31年も経つと結局それしか覚えてないもんね。拓郎じゃなかった筈なんだけど…。
20060921
懐かしい人
父の葬儀の時、20年ぶりぐらいで従兄妹にあった。母の妹の子で、兄がボクより一つ下、妹が六つ下だ。この前会ったのは母方の祖母の葬式の時だった。そんなに変わってはいない。変わってはいない事が妙に懐かしさを感じさせる。互いの母の実家であるお祖母ちゃんちで小学校低学年の夏休みを殆んど過ごした。その時期は五つ上のボクの兄よりも良く遊んだ従兄妹だ。川でおぼれたり、池の鯉をいじめたり、野壺に落ちたりとしょっちゅうお祖母ちゃんに叱られていた。コレが従兄妹達と会うたびの笑い話になっている。焼き場で父が煙になろうとしている頃、ボク達はお互いのガキの頃を思い出していた。そうさ、ボクも君と同じ懐かしい人。
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