NHKで拓郎の「つま恋2006」を見た。10時に見始めるとすぐ、31年前一緒につま恋に行った友人からメールが入った。「NHK見てる？」オープニング1曲目が「ペニーレインでバーボンを」だったので、こちらもすかさず「ペニーレインが1番だね」の返事。ボクは別に拓郎の曲から店名を付けたわけではないけれど、店の名前が唄になっていることは嬉しいことなのです。何故この曲を初めに持ってきたのでしょう？皆がよく知っている｢旅の宿」や｢落陽」「襟裳岬」「まにあうかもしれない」などは拓郎の曲ではあっても作詞は岡本おさみさんだ。LP「Live73]には「マークⅡ73]「こうきしん73」「ペニーレインで…」だけが作詞作曲拓ちゃんのもので
あとは岡本さんか別の人が作詞している。31年ぶりなのだから自分の唄で幕開けってのはアリだったように思う。「時が経ってしまうことを忘れてしまいたい時があるよね」歌詞の内容もピッタリ！…でLiveの後半に「みんな演って欲しい曲を演ってあげるからね。」と。「落陽」でした。友人はDVDを買うそうです。カシテネ。

私立中学に入った頃の娘に「お父さんは何故美容室をやってるの？休みも少なく、そんなに儲からんのに…。何故美容師になったの？」娘の同級生の家が医者だったり、会社の社長だったりが多い私立中学では、そりゃーセコイ仕事の見えますよ。…お金儲けという点ではね…。１５～６年ぐらい前から子供に将来なりたいものを聞くと「お金持ち」が圧倒的に多いそうだ。なりたい職業を具体的に云う子でも選んだ理由を聞くと「お金が稼げるから」とか「楽して儲かりそうだから」というのが大多数だ。洗脳されてきたアメリカ的資本主義の結果なのか。殆んどの戦後生まれの人が金儲けを人生の目的みたく生きているようだ。ああ、確かにお父さんは君に言いましたよ。｢愛は経済力だ！明日食う飯もないのに愛が育つか！」と。でもね最近思うんです。この仕事を続けて来れたのはお金のためだけじゃないんだよなーって。お客さんの笑顔にどれだけ助けられたか。だから職業としての美容師を選んだんじゃないって。そうです。あの時、明確に答えれなかった君に言います。お父さんは美容師としての生き方を選んだんだ。

「天皇の本」って云うのが学研から出版されている。平成の世の今上天皇まで１２５代が説明付きで載っている。面白い。神武天皇（初代）が１２７歳、孝昭天皇（５代）が１１４歳、孝安天皇（６代）なんか１３７歳だぜ。嘘やん、そんなん。…と誰もが思う。２代綏靖天皇（すいぜいてんのう）から９代開化天皇までを欠史八代と呼ぶそうだ。まあ居たか居なかったかよー分らん、という事にしておいたほうが色々突っ込まれなくていいからね。初代の神武だって神様（天孫ニニギ命）のひ孫という事なので？？？だわね。よく天皇家は万世一系だからとか、血の継承だとか云われるけどこの本によるとソレもかなり怪しい。２６代継体天皇はその前の武烈天皇に世継が無かったものだから、今の宮内庁みたいなところが捜して越前のほうから連れてきたジジイ（５７歳）だぜ。まあ１２５代のうちどこかから血のつながりを捜し出して連れてきた天皇は結構居るみたいだ。でもって南北朝で南朝（宮家）と北朝(武家方）に割れてるから万世一系と言われても…。んーム　天皇陛下万歳！

先日、喫茶店をやってる先輩の店で雑談をしてた時「宮本武蔵って言う唄あったよなー。」って云うので「ありましたねー。ドンキーカルテットが唄ってたやつでしょ？」「そうそう、ドリフを辞めた小野ヤスシがつくったやつ。」宮本武蔵って云うと、僕等の世代は五輪書よりもEP盤20万枚を売ったドンキーカルッテトのほうがお馴染みだ。彼等はこの「宮本武蔵」って云う唄でコミックバンドの地位をクレージーキャッツ、ドリフターズにつぐ3番目のところまで上りつめた。面白かったよなー。ジャイアント吉田、猪熊虎五郎、飯塚ナントカ、祝ナントカ。と小野ヤスシ。ってどうして5人でカルテット？

最近、眠れないのでまた飲むようになりました。ナイトキャップっていう奴です。口が広いロックグラスに冷蔵庫の製氷機で作った氷をガチガチに詰めてダブル（６０ml）ぐらい。オンザロックって云うより氷の溶けが早いのでインザロックかも…。ザ・グレンリベットはスペイサイドのシングルモルトです。…と言うよりシングルモルトウイスキーの原点といえるものらしいです。大麦の香りと蜂蜜の香りが入り交ざったような、ツンッとこない香りなので酒の弱い僕にとっても、飲みやすいスコッチです。ゲール語で「静かな谷」を意味するザ・グレンリベットはまさに♪ナイトキャップでやるスコッチ♪とサザンの曲でも云っているような眠りにつく前のお酒なのでは…？。