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世知辛い昨今ホントにタナボタはあるのか?プチタナボタ、反タナボタ、非タナボタ、タナボタイズム、タナボタライフを考察
20250303 [PR]
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10年前にウチを退職した子が訪ねてきてくれた。心の中に引っ掛かりがあってなかなか来られなかったらしい。そんなに気を使わせていたなんて経営者として恥ずかしい。よく勇気を出してきてくれたものだ。涙が出るほど嬉しい。「あの時はこうだったね。」「あの子は結婚して、あの子は自分のお店を出したよ。」そんな会話の中にペニーレインの歴史が見える。有難いことです。彼女にしろボクにしろ共有した時間の長さは同じはずなのに彼女のほうが、ひとまわりもふたまわりも大人になっている。結婚して3人の子供を授かったそうだ。そうです。何より今の彼女が幸せそうなことがペニーレインのボク等にとっても一番嬉しい。感謝!感謝!
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20071204 モモ
モモ。ウチに来て2週間になる。14歳のシーズー犬だ。ボクの実家の父母が育てていたのだが、昨年父が亡くなり2週間前に母が入院したのでウチにやって来た。知らない人・全くの他人にはすこぶる愛想がいい。ボク等が名前を呼んでも知らん顔をする。強く名前を呼ぶと「仕方ないなー」と言いたげに頭をたれてノソノソこちらに来る。年寄りに育てられて怠慢になったのか、人間の年齢にしたら80歳近くになるそうなので年寄りの動きなのか。何れにせよボク等にはあまり興味がないらしい。ただ、ボクの娘が帰ってくると狂ったように歓びまわる。モモが2~3歳ごろまで彼女と一緒に寝ていたのだ。しかし、まだまだモモの退屈な日は続く。母がICUから出て、やっと一般病棟に移ったばかりだから・・・。
集中治療室で、だんだん弱っていくお袋を看ているのはツライ。酸素マスクを外すと徐々に心不全を起こしてしまうので外せない。だから会話するのもしんどい。輸血して腎機能を少しでも回復したいと言う医師の説明を聞いて「母ちゃん。まだ死ねんそうだぞ。」と言うと「この状態が生き地獄だわ。」と返ってきた。他人が聞いたら眉をひそめる会話かもしれない。3年間介護し介護されの親子じゃないと云いあえぬブラックジョーク。お互いにニヤッとして病室を後にした。
21日にお袋が入院した。心不全だ。思い返すと3年前に心筋梗塞で入院した時の症状だった。呼吸音が喘息持ちのようになり、横になると苦しい。肺に水が溜まっているからだ。今回は訪問看護士から電話があり呼吸がおかしいのと足がむくんでいるため、救急受付に連れて行くよう云われた。すぐに仕事を抜けて市民病院に連れて行く。本人は入院になるとは、ハナっから思ってない。ストレッチャーに横にさせられると急激に呼吸困難になりそのまま集中治療室。今は酸素マスクは外せないが会話は出来る。そのお袋が実家で飼っている金魚の心配をする。「木曜日にヘルパーさんに金魚の水を換えてもらうことになっとるで…。」あー!まだ大丈夫だ。
20071118 温度差
2キロほど離れた実家に毎日顔を出している。一人で暮らすお袋の様子を見に行くのだ。車椅子生活をしているので食材なども持っていく。実家に行くと、時々近所のお年寄りに頂いたとかで大根なんぞが台所の隅にゴロンと置いてある。ウチのお袋世代だと根菜類は、まぁず冷蔵庫の野菜室に入れない。どころか白菜なんぞも新聞紙に包んで陽の当たらないところに置いている。ウチの台所に置いておいたら1日で萎びるし、3日で腐り始める。それだけ実家のほうは室内温度が低いのだ。1月なんぞは朝起きると部屋の中でも吐く息が白い。築50年だから隙間風も入っていらっしゃる。30年ほど前に窓はサッシに変えてはいるが塗り壁の土が隅のほうからポロポロ崩れてきている。息子としては余生を温かいところで過ごしてほしいのだが・・・。お袋との心の温度差もあるかも知れない。
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