昨日は高校の同窓会があったらしい。午後の３時からということで行ってはいない。時間設定が公務員と主婦を対称にしているのか、自営業者と不況風にいる中小企業の中間管理職者等は出たくても出れない。夜、中学時代の同級会の月例飲み会に出た。同じ高校だった奴も来ている。大病するやつも増えてくる世代なので、話題は皆で行く旅行や忘年会の場所などだ。みんな元気だった頃の自分に会いに来ているのだ。同級生の口を通して「お前は、ああだった。こうだった。」と言われるのが、たまらなく嬉しい。日常では色んなものの現実が見えてきて、どうしようも出来ない自分がそこに居て…。宴が終わって仲間の一人がポツリと「嗚呼、明日も来るんだよなー。」溜息と共に現実に引き戻されるのは、ボクだけじゃないのだ。

打ちっぱなしに行った。ゴルフ暦30年の高校時代からの友人に連れられて。「谷将貴のシンプルゴルフアカデミー」を読破したワタシには、何の問題もなくピッチングからドライバーまで完璧なフォームでこなせるはずであった。が、チョロ、ダフりのオンパレード。「膝の高さが安定しとらんから、スイングが波うっとるわな。おまけに弾道を見ようとしてヘッドアップになっとる。」愕然とした。運動不足のため下半身を安定させようにもグラグラ。打った結果ばかりを見たいが為、必ずヘッドアップ。頭からヘソ、そしてお尻の穴を通る軸を中心とした肩の回転で打っているつもりが、歳なのか身体が硬くなっているため、すぐに捻るほう側の膝を動かしてしまう。あぁ、そうなのだ。ビリーブートキャンプをやりこなすためにプレトレーニングが必要なように、何事にも基礎体力が必要なんだと。そしてソレは一日にしてならずなんだと思い知る今日この頃なのであった。

ゴルフクラブを買った。勿論中古である。２０数年前に打ちっぱなしを一度やっただけの私には新品はいらない。きっかけは、５０歳を過ぎて色んな職種の友達から「ゴルフやらんの？」と誘われたことである。学生時代の友達とは休みが合わないので今まで誘いを避けてきた。・・・がである、そういう友達も役職が付きボクの休みに合わせてくれることが可能になってきた。現に、何人かで旅行はもう何度か行った。となると後はもう私の気持ち次第である。「農薬まるけのゴルフ場なんか行けるか！」とか「年寄りが自慢したいだけのスポーツだな」とか言ってゴルフをしないのがさも常識的で善良的なオトナのように語ってきた。白旗を揚げた。はいはい、私もゴルフを始めますよっ！

高校時代、フォークシンガーが首からぶら下げてギターといっしょに演奏する、あのハーモニカが欲しくて、随分歳をとってから買ってしまった。しかーし、買ったはいいがギターのコード進行にハーモニカの音程が合わない。どうしたもんかと長淵剛の「ハーモニカ＆ギターテクニック」と云う本を買ってみたら、なぁーるへそ！！そーいうことだったのね。「巡恋歌」の場合だとギターKeyはCapo２でPlayはEmだけどハーモニカKeyはAなのだそうだ。拓ちゃんの「祭りのあと」はCapo5でAmでハーモニカFだしね。結局、法則性があるのかどうかようわからんけど、サビのところで合わせると上手くいくような気がする。音楽を少しでも勉強した人にとって見たら「何をアホなことを」と思われるかもしれないけど…。今はこんなもんで納得しておきましょう。

暑さが和らぐと無性にかやく御飯が食べたくなる。少し冷めたのを熱いお茶をかけて食すのは「日本人でよかったー！」と思える瞬間である。ウチは具をご飯と一緒に炊き込まない。いわば混ぜ御飯である。少し濃い目に味付けをした具を炊き立ての御飯に混ぜ蒸らすのである。これはお袋がこうやって作っていたのでボクもこうやっている。一度具も一緒に炊いたことがある。駄目である。具が柔らかくなりすぎるのだ。味も全体にのっぺらーんとして良くないのである。ウチのレシピは米４合強に対して、ニンジン2本・ごぼう2本・干し椎茸4枚・とり肉３００g・油揚げ10枚・コンニャク1枚・ぶなしめじ2パック・醤油１００cc・日本酒５０cc・みりん２０cc・砂糖小さじ2・味覇小さじ1・椎茸の戻し汁２００cc・かつおの出汁２００ccで炒め煮をして汁気を飛ばす。少し冷ましたものを炊き立ての御飯に混ぜ蓋をして10分蒸らす。んまい！