最近お気に入りの曲でポール・サイモンの「キャシーの歌」というのがあります。伴奏はアコスティックギター１本のみでポールがとつとつと歌うやつです。１９６５年の曲ですから最近お気に入りといっても最近の新曲ではありません。ボクはチョット心が疲れたときにこの曲を自分で弾いたりもします。♪I hear the drizzle of the rain.雨の音が聞こえる。で始まるこの曲は自己否定と移ろい行く思いを歌っています。そして、The only truth I know is you.君だけがボクの真実だから。と歌います。人は弱い生き物だから何かにすがって生きています。歳をとれば尚更です。ポールは、♪そんな君への思いもなくなってしまえば、ボクも雨粒みたいに消えちゃうよ。と結びます。そうだね。こんな気持ちになれた若い頃に戻れたらとも思うのですが・・・。

１９８５年に　アフリカ飢餓救済チャリティーレコードとして発売されました。昨年の９月にDVDとして新たに発売されたようです。あらためて聴いてみました。ライオネル・リッチー、スティービー・ワンダー、ポールサイモンと続くソロパートは今聴いてもゾクゾクッとします。ケニー・ロジャース、ジェームス・イングラム、ティナ・ターナー、ビリージョエルとつづき、マイケル・ジャクソンの透き通るような声で♪We are the world.We are the children.♪ダイアナ・ロスとのコーラスもいい！ディオンヌ・ワーウィック、ウイリー・ネルソン、アル・ジャロウで再びのコーラスはブルース・スプリングスティーン、ケニー・ロギンス、スティーブ・ペリー、ダリル・ホールで歌う。またマイケル・ジャクソンになり、ヒューイ・ルイス、シンディー・ローパー、キム・カーンズでソロパートを終える。そこから延々のコーラスは、ボブ・ディラン、レイ・チャールズ、ジェームス・イングラム、ブルース・スプリングスティーンとなりもう本当にちびりそうなぐらいスゴイ！２０年以上経っても良いものは良い。コレが本物の強みなんでしょうか。

「どん臭い」コレは特定の人にではなく誰でもあることなんだが、「嗚呼どん臭っ！」と感じる時を思い浮かべると、まず注意力がない。記憶力もない。段取りが出来てない。そして思いやりがない。人の嫌なところはよく見えるから、他人を思い浮かべると、まず話を聞かない。聴いてるふりだけする。記憶してないから自分の都合の良い主張はする。自分の実力（レベル）を知らないから仕事が構築できない。そして都合の悪いことはすべて人のせいにする。こうなると関係は最悪。どん臭さが「かわいい！」と感じられるうちにもっと勉強しようねっ！

ウドが余ったのでパスタにあわせてみた。ペンネを軽くふた握り、たっぷりのお湯で湯がく。塩は２Ｌの水に対して５０gぐらい。少し硬めにあげるのが良い。フライパンにオリーブオイル大さじ２、鷹の爪１本、短冊に切ったウドを入れ軽く炒める。マルハのホタテ缶小１と１００ccのお湯で溶かした藻塩小さじ１を用意しておく。ペンネを入れホタテの身だけ入れ
ウドと混ぜ合わすように炒める。ホタテの残った汁と藻塩のお湯を混ぜフライパンに投入。エキストラバージンオイルを入れて乳化を促しホワイトペッパーを振って出来！んまい！

近所のスーパーにウドが出ていた。結構立派なのでつい買ってしまった。直径が３cmほどで長さが６０cmは優にある。キンピラにした。歯ごたえを残すため牛蒡のキンピラより少し太めに切り、ごま油で炒め　酒・醤油・オイスターソース・ごま・鷹の爪で味をつけ、それに少しのかちりでアクセントをつけた。最近のこういったものは、香りというか風味が薄い。…ので皮も剥かず水にもさらさず、ひたすらウドの風味を出そうとした。成功である。食べ物への直感は相変わらず天才である。この料理とあわせて菜花の炒め煮も作った。ザクッと５cm程に切り、茎の部分だけサッと湯がく。中華鍋にグレープシードオイルを大さじ１ほど入れ菜花を炒める。味付けは小さじ２杯の鶏がらスープ(顆粒）と大さじ１の醤油を１５０cc程のお湯でのばし強火でサッといためた菜花にジャっとかける。そこに削り節ひと握りを入れ強火のまま１分。水気が適度に飛んだらＯＫ．大天才である。ちなみに菜花の量は２把である。