３月１５日田縣神社の豊年祭の日が来た。今年は午前中に行われる厄餅の奉納から人手が多く出た。沿道の人に配られる振る舞い酒は、まれに見るセコさだった。きっと飲酒運転を配慮したのだろう。午後から行われた豊年祭のメイン、チンチン行列は例年ぐらいの人出か？遠目で見ると今年のご神体は反り返りがなく、凄く直線的に作られているように見えた。ともあれ午後４時から行われた餅投げまで無事すんだようだ。このあたりは豊年祭を境に春の暖かさが増すと年配の方がよく言う。今年も寒い祭り日だった。お店の営業も御寒くて祭りに営業しちゃイカンと云うことか？

久しく読んでなかった司馬遼太郎を読んだ。この人ほど日本の行く末を考えていた人を他に知らない。「この国のかたち　五」には神道の成り立ちと日本人に与えた精神的影響などが語られている。うちの実家は神道だがいつの時代からか、またどうやって派生した神道なのかは知らない。この本を読むと｢神道は言挙げせぬもの」教祖も教義もない。神々は論じないと教えている。日本の神道なんぞは「イワシの頭も信心からが始まりのようなもの。」と考えていたボクにとって、さもありなん。精神的支柱が神様になったわけではないのだ。眠くなったので今日はおしまい！

３月になってしまった。もう１年の６分の１が経過したと思うと焦る。「今年は何かしなくちゃ！」毎年、この思いがこの時期にあるような気がする。学生時代は年度で学年が変わるから、毎年新たな気持ちになれる。
仕事を持つと新たになれる気持ちを自分で設定しなくちゃいけない。面倒である。結局やらない。・・・で毎年気持ちだけが「今年は何かをしなくちゃ！」で終わる。これではイカン。「何かをしなくっちゃ！」・・・面倒くさい・・・。「何かを・・・」・・・メンドウ・・・。・・・・。

♪わたしは～かってあのような～悲惨な光景を見たことがない。ソレはおそらく十年以上も前の～国技館の話です～。♪なぎら健壱さんの「悲惨な戦い」という唄の出だしの部分です。要約すると相撲を取っている最中にまわしが外れた。ＴＶ放映中だったのでNHK、ラジオ放送、国技館、ハカチチブ（若秩父）の弟子などがあたふたする場面を歌ったもの。この歌が出た初期の頃は、まわしが外れた力士＝若秩父、相手力士＝雷電、行司＝木村庄三郎と実名でレコード化されていましたが、今のもの（CDが出ている）は若秩父＝ハカチチブ、行司のところはピーが入ります。こういった権威、権力を皮肉ったコミックソングの作り手・歌い手として、なぎら健壱さんは岡林信康大先生様に次ぐ才能の持ち主であると、わたくしは思うのであります。唄の終わり部分で弟子の朝潮が毛布を持って土俵に向かうが土俵の端につまづいてしまう。よろけて倒れそうになる。♪何か身体を支えるものはありませんか？何かつかむものはありませんか？何かつかむものはないのくゎなー。と目を凝らしてみたら　小ちゃいながらも・・・あった！♪

ひと昔前、名古屋栄の中日ビルの裏（南側）にあった台湾料理の「花蓮」へ中学時代の友人とよく行ってました。今は残念ながらもうありません。その時必ず注文していたのが青菜炒め。季節により青菜の種類が青梗菜だったりもしていたのですが、ボクはほうれん草のほうが好きでした。何とか自宅であの味を再現できないものかと試行錯誤して出来たものがコレ。ほうれん草２把を丁寧に洗って５cmぐらいに切りザルにあげておく。１５０ccの熱湯に鶏がらスープ（顆粒）大さじ１と藻塩小さじ１、味覇（ウエイパー）小さじ１、白胡椒少々をよく溶かしておく。中華なべをよく熱し油をなじませ一度その油を捨てる。新しい油を大さじ２入れ、すぐに生姜のスライスとニンニクのスライスを各１片いれ油に香りを移す。強火にして一気にほうれん草を投入。１０秒待つ。鍋を振って反してもう１０秒待つ。ヘラなどでほうれん草をばらしながら鍋を振る。煙が上がりだしたら溶かしておいたスープを投入。これは鍋肌から入れる。鍋振りしてなじませたら千鳥酢小さじ１とグレープシードオイル大さじ１を入れ鍋を２振りする。すばやく器に移し熱々をいただく。んまい！