1月20日大寒の日に結婚したのであった。20数年前になる。結婚式の日、日本海側は記録的な大雪で大学時代の友達が来られなくなってしまった。
今でこそ笑い話になるのだが・・・。さてその結婚記念日に何を食べようかと言うことで、ネットで暮れに注文しておいた蟹しゃぶにした。昆布出汁でしゃぶしゃぶとするそうだが、かつお出汁も足してみた。柚子のポン酢醤油に子ネギをいっぱい入れ野菜は白菜のみ。ウドンを締めにしようと硬めに湯がいておく。んまい！正解。かつおと昆布の出汁が蟹の風味に勝つことなく、蟹肉の甘さをいい具合に引き出してくれている。柚子胡椒を少し使ってウドンを締めにした早川製麺の乾麺も正解。結婚記念日と言うのは二人とも家にいなきゃ出来んのだなぁ。当たり前だけど。5年ぶりなのだ。

たまには、身体によくないものを摂取しないといけない。…で、鍋にキャベツ2枚を手でちぎり分量の水と一緒に入れに沸騰するまで煮る。沸騰したら「出前一丁」を投入、ふたたび沸騰したら麺をほぐさず卵1個を割り入れフタをする。1分待つ。付属のスープ、ごまラー油を入れ火を止める。どんぶりに移す前にコショウを多めに入れる。どんぶりに移す。スーパーの惣菜コーナーで買ったコロッケをのせる。完成！。麺をひとすすり。コロッケをひとかじり。スープをひとすすり。ここで半分固まった卵を少しかじり、キャベツの一切れを口に。だんだんコロッケがスープに侵食され原型が怪しくなってくる。おもむろにコロッケを崩し麺と共にがっつく。コショウの辛さが利いてくるぅ！鼻水が出口まで出てくる。スープをどんぶりから直接すする。鼻水も一緒になる。額に汗が出てくる。はし休めが何か無いか冷蔵庫の中を想像する。あきらめ、一気に残りをすすりあげる。どんぶりの底にコショウの残骸が残る。あぁ塩分も採りすぎだ。
コロッケの油も古かろうなぁ。たまにはいいよなぁ。いいよなぁー。よなぁー。・・・・・。

1月14日は何処でも「どんど焼き」をして正月飾りや古いお札なんかを燃やして無病息災を祈る。と思っているのはボクだけ？小学生の頃は近所の三つ角のところで御札や松飾を燃やして餅を焼き食べてたけど…。最近は勝手に燃やすと近所迷惑もあり出来ないけど、神社はやってる。って思っていたら、近所の某神社（田○神社）は御札しか燃やしてくれんのよ。注連縄や松飾なんかは拒否！破魔矢なんか自分ちで売っておきながらダメ！って、そりゃご無体な。困ってしまうのはボクだけ？そこの宮司見習いみたいな人に「じゃあ、どうやって処分すりゃいいの？」って聞いたら「「塩を振ってゴミに出してくれ｝って。オイオイ、アンタそれでも神職？ゴミに出すのが心苦しいから燃やすんでしょ？ウチも神道だから神様に祭ったものをゴミに出すなんてことは出来んのです。供え物のお下がりは少々古くても食べるよう小さい頃から育ってきたの。まぁ、八百万の神様が居られるわけだから、田○神社のような変わり者の神様も居られるかもしれないけど。金輪際、田○神社の協力及びボランティアには参加しないと決意する小正月であった。

今年は明日（12日）が成人の日だが、ここらでは今日（日曜）成人式をやる自治体が多い。小牧市もそうでウチも午前4時から営業をしている。だが、着物屋さんがアップや着付けなど込み料金で着物を販売するようになって、美容室で着付けなどをする人は半分以下になっていると思う。そうにしても、やはり成人式が終わると店の一年がようやく終わったようでホッとする。成人になられた人には、こんな時代だからと言うわけではないけど、夢を持って生きていって欲しい。不正や偽装がまかり通る今の大人社会を一掃できるような世の中を造っていって欲しいから。ロックフェラー一族やロスチャイルド家の思い通りにはさせないぞ！…と云ってくれる若者が出てきてくれんかなー。でも、今日はボクの娘も成人式です。素直に「おめでとう！」と云いたいオヤジがここに居ります。

昨日から営業が始まった。初日はまずまずである。正月休みも何処へも行かず家にいた。歳をとったのか楽しいと思えることが少なくなった。今まで面白いと思ったことも透けて見えてきて、虚しくさえ思う。ただ、身体と心に負担がかからず安心していられればいい。そんな穏やかな日々が一番いいと思うようになった。・・・で今年の抱負は、「平々凡々」。